事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

父の退所手続をしました&病院からの電話

先週土曜日に父の施設の退所手続に行ってきました。

 

片道2時間かけて一緒に来てくれると言っていた妹ですが

甥っ子の保育園のクラスがコロナ閉鎖になり、甥っ子と自宅待機していたところ

 

甥っ子発熱→妹とだんなさんも発熱→全員陽性

 

 

となりましたのでもちろん来られず(逆にうちに来たときに発症とかじゃなくってよかった)

私ひとりで頑張っていってきました。

 

車で向かっている途中、入院している病院から電話があったので出てみると

 

「昨日の夜7時半ころに、お父さんがチューブを抜いてしまって・・・」

と言うではありませんか!!!??

 

は???

 

何で・・・?

 

私:「え?あの・・・でも父は手を拘束されているんじゃなかったですかね?」

 

医師:「いや、う~んもうね、あの・・・我々も分からないんですけど、もしかしたら

   上半身だけ体を持ち上げてどこかに引っかけて抜いたのかな?って

   いやもう、ほんとにイリュージョンか?ってくらいなんですけど・・・」

 

イリュージョン???

 

私:「あのっ!!父はどこもケガしてませんか??喉とか大丈夫ですか??」

 

医師:「いや、すぐに気が付いたので抜けてたのも1分くらいです。どこもケガはありませんでした。でね、おとうさんは気管切開しないといけないなと」

 

私「え?」

 

医師:「気管切開した方が苦しくないですし、した方が良いと思います」

 

私:「いや、気管切開とか・・・うちの父は胃瘻とかそういうのは絶対しないでくれって言ってたので、そういうのはしないでほしいんですけど」

 

医師:「いやいや!もう人工呼吸器選んでるからね?その時点で延命してるし、人工呼吸器と気管切開はセットだから!!!(←なぜかキレ初めて関西弁も混じって私の不信感バロメーターはマックス)」

 

私:「気管挿管したときに、気管切開とセットだなんて聞いてませんけど」

 

医師:「いやもうすぐにでもしたほうがイイと思うし、おとうさんもそのほうが苦しくないし、あの気管切開の穴ってね、抜いちゃうとすぐに塞がりますからね」

 

もう、うさんくささがまったく拭えないので無言

 

医師:「こうしてお電話だけではなしてもよく分からないと思いますし、また会ってご説明しますから」

 

と言うことで電話を切りました。

 

いやもうこの病院ね、Googleの評価も酷くて

そして書かれてあること全部納得いくというか、私もされた事(高い個室に放り込まれた)が書き込まれてあって

みんなすごく嫌な思いしているのに、医療格差&地域格差で病院がないもんだから

ここに送り込まれちゃんですよ!!!!

 

とにかく、まあ話を聞きに行ってきます。

信用ならない病院&医師だけどもうしょうがない。

 

それに比べて母の担当医師たちの素晴らしいこと・・・!!!

医療レベルの差が凄すぎて、父が本当に可哀想です。

 

------------------

 

ずーんと落ち込んで胃が気持ち悪いまま、施設に到着。

無事に退所手続をしてきました。

きれいに荷物を整えてくれていて、私1人でも大丈夫だったし

施設長さんが一緒に車まで運んでくれました。

 

ちょっとお話しして、施設長さんから

 

いや~、○○さん(父)は、リーダー的な存在になってくれてね

朝も「お~い、みんな起きて~、御飯食べよう~」って声かけしてくれたり

お風呂嫌いでお風呂に入れるのが大変な人が居るんですけど

「ワシも入るから入ろうよ!」って声かけしてくれて、先に○○さん(父)がはいるとね

その人もちゃんと入ってくれるようになったんですよ~。

若い頃は現場監督されたんですよね(それは本当)。だから皆を色々引っ張ってくれてねえ・・・。

 

 

と言われて、私もちょっと泣きそうになりました。

だってそれ、昔(認知症になる前)の面倒見のいい父だもん・・・。

 

そして、来る途中に病院から電話があって気管切開しろって言われたって伝えると

 

「そうですかぁ・・・ほんとうにねえ・・・」

 

と沈黙されてしまいました。そして

 

「いや、ぼくはね!!○○さん(父)の100才のお誕生日を一緒に祝う気持ちでいたんです。

 だから本当にこんなことになってしまって残念でしょうがありません。」

 

と言って下さいました。

嬉しかったです。とてもとっても。

 

そして、帰宅して父の荷物整理をしていると

父の会社の後輩さんが持ってきてくれた父の会社のパンフレットとか、カレンダーがありました。

 

ちょっとまだ、これは捨てられないな~~。

卓上カレンダーはとりあえず飾ってみました。

 

父は若い頃は現場監督をしていましたが、途中から営業をしていたそうです。

接待で何回か海外にも行ったりしてたなあ・・・。

接待でハワイとか、今では考えられないですよね(笑

(私が知らないだけで、今でもあるのかな?)

 

会社の後輩の方にも父のこと、連絡しなきゃな・・・。

親戚にはとりあえず連絡したんだけど・・・。

 

もうね、どうしようもないこともわかっているんですけどね。

でもね、どうしようもないからって受け入れられるってワケでもないんですよね。

 

ね~、難しいですね~。難しいな~~~。

 

色々考え始めると私は胃がおかしくなるので、ほどほどに。

正直、これ打ってる間もすんごい胃が気持ち悪くなりました。だから時間がかかっちゃって…。

 

頑張って説明を聞きに行ったら、家族に報告してご先祖さまにも報告して(翌日の日曜日、ずっと悶々としていたので結局墓掃除にいって「こんなこと言われた~」って報告してきました)、決めようと思います。