事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

この令和の時代に全くマッチしていないお墓事情~墓じまいってほんとに大変~

もうね、ず~~~っと悩んでたこと

 

それは『お墓問題』

 

 

ワタクシは妹と2人姉妹ですが、妹は結婚して県内だけど車で2時間くらいかかる場所で暮らしています。

私は独身なので、私の家は私の代で完全に途絶えるワケですよ。

 

父は次男なのにお墓を押しつけられました。

 

父は自分の兄弟をとても大切にする人だったので

(妻である母や私達子供たちより自分の両親と兄弟の事が大切だ!

 と、母との夫婦ゲンカで豪語したらしいです。

 それを聞いてからは、父との間に大きな溝が出来たのは言うまでもありません。)

 

「お墓を頼む」と父の兄から押しつけられても嫌な顔一つしませんでしたし

(そもそも押しつけられたとすら思っていなかったかも知れません)

 

かといって遺産が父だけ多いということも全く無く、兄弟で均等に

(むしろ独身だった叔母や、派手すぎる生活をして困窮したしょうもない伯父にお金を沢山渡す始末)分けていました。

 

父の実家の解体費用が170万円くらいかかりましたが、それも父が負担。

いったいどれだけお人好しなのでしょうね。

 

うちは全く裕福でもなかったのに、なぜそんなにも大盤振る舞いをしたのか・・・。

兄弟が大好きだったから負担を掛けたくなかったのでしょうが、そのあおりを(金銭的に)めちゃくちゃ食らったのが私達(母と私と妹)ってワケですね。

 

だって、相続したのマイナス遺産ばっかりじゃん?

笑っちゃうわよ。

 

父方の祖母は私が3才のときに亡くなったけど、父のことは大好きだったようですが

別に私を可愛がってくれたわけでもないし(孫としては7人目くらいだったから、どうでも良かったと思われます)

父方の祖父も、父からお小遣いをもらったり送迎してもらったりと、してもらうことは当たり前のように思っていたし、私なんて年に一度のお年玉もろくろくもらってなかったからね。

祖父には何人も『茶飲み友達』という人達がいて、なぜかモテモテで

洗濯に来たり掃除に来たり食事を作ってくれたりするおばあちゃんがいました(笑。

その人達のことは『●●(おばあちゃん達が住んでいた地名)のおばあちゃん』なんて呼んでいましたね。

 

当時の思い出としては、お正月も高校生とかだった私や妹に当然ポチ袋もなく

2,000円だけ現金を渡してきたので、私達が「ありがとう」も言わずに黙っていると

そのおばあちゃん(ってい言ってもなんの血縁もない他人ですね)が3,000円足してくれて

「どうそ~」って言ってくれたんですよ。

 

赤の他人のほうが私達に沢山お年玉をくれる始末(笑

 

あああっ!!!

嫌な思い出しか思い浮かばないし、嫌な思い出は永遠に書けてしまうので止まりません。

ここらあたりで止めておきます。

 

かと言って、母方からも遺産としてはほぼゼロですけど~笑

でも母方の祖父母からは、生きている間に、ピアノを買ってもらったり、海外ホームステイ費用をだしてもらったり、お年玉もお小遣いたくさんくれたり、大学の入学お祝いをたくさんもらったり

一緒に色々遊びに行ったり、いっぱい一緒に過ごして楽しい思い出ばかりで、本当にたくさんの愛情をもらっているので感謝と愛情が全く!全然!違います。

 

そんな人達(父方の祖父母と父)が私に残したのがこのお墓ですよっ!

 

サイテーじゃんね!!

 

ほんとにさ~、両親が春夏秋冬墓掃除にいくから一緒にがんばってお掃除してきましたけどさ、考えれば考えるほど腹が立ってきますよ!!!!!

 

ムキぃ~~~!!!

 

土地とか墓石代とかで300万円以上はかかってるんですよ!!!!

それ、現金でくれよ!!!

こんなの造りやがって!!!!(あふれ出す怒り)

 

しかも壊すのに(要は墓じまい)今は100万以上するって言われたのよ!!!?

踏んだり蹴ったりじゃん!!!

 

そして、ただ移せばよいってものでもなくて

市に改葬許可証とか色々手続きしないといけないそうなんですよ~!!!

めちゃくちゃ面倒くさいです!!!!

仏具屋さんから話を聞いて、気が遠くなりかけましたよ・・・。

 

うちのお墓は敷地も(ムダに)広くて、墓石も沢山あって

そして何より、敷地があるからその分、草もメッチャ生えてくるわけですよ!!!

ほんとに悪循環!

 

死んだ後も、何も残さなかった孫にこんな世話させるなんて!!!!

マジサイテー!!!

神棚の世話だって大変なのに!

めっちゃでかくて幅とってるんですけど!

皆さんのおうちで言うところの御仏壇ですけど、うちは神道なのでバカでっかい神棚なんです。

私が独り暮らしの時、どれだけ頑張って神棚の世話をしたか…!

 

まぁ普段はエエけどさ(ええんや(笑))、こうして色々書いてるとまたムカつく!

神棚めっちゃ高かったし(それも我が家支払い)、法要の費用だってうちが全部だしてたし!!!

 

なんなん!!!!!!

 

なにこのシステム!

 

全部要らんわっ!

 

ほんとにさ~、よくまあずっと墓掃除頑張ってきたわよ私・・・。

誰も褒めてくれないから自分で自分を褒めておきますね・・・。

 

とにかく春夏がヤバイから、ちょっと頻繁に塩を撒きに行こうと思います。

力士ばりに巻き散らかして来ようとおもいます。

お清めにもなって一石二鳥!(?)

 

おとなりのお墓が20年くらい前から既に無縁墓になっているので、草が腰の丈以上の高さで敷き詰められたように生えているんです。

もうどうしようもないですよね・・・。

50年後はうちもきっとお隣さんみたいになるんだろうなー。

 

 

それにしてもさ~、先祖代々からの田舎暮らしで墓守を押しつけられている多くの人にとって、お墓問題は切実なんじゃないでしょうか?

 

これからは多死社会になるので、もうお骨は国が管理してくれたら良いのに・・・。

このままだと日本中お墓だらけになっちゃうよ???

早くなにか法案を通して『人骨は国が管理する』って法律に変えちゃって欲しい~!

このままだと空き家が沢山出てくる分、そこがそのままお墓になっちゃうかもよ?

 

とにかく、これからも苦虫をかみつぶしたような顔をして私はお墓掃除に行くんだと思います。

 

ほんとにイヤなんだけど「まったく掃除に行かずにほったらかし」なんてことはやっぱり

子供の頃からしみついた習性でできないとおもうの・・・悲しい性だわ。こんなこと子孫にさせるべきじゃないわね。

イマドキ徳川家だって墓じまいするんだもんね。

そんなんこんな貧民の家が…到底無理ですわー。

 

そんなことを彼岸の入りに思った2024年春なのでした・・・哀しい・・・。