ニュースや新聞で最近よく目にする「イスラエル」「パレスチナ」「ガザ地区」の中東問題。
先日、女の子がすごい泣き叫んでいるニュースを見て
胸がつぶれそうになっちゃって・・・。
そもそもこの両国の関係がどうしてこうなっているのかも
私ってば、全く分かっていないのです。
で、この番組を母と観ました。
母が映像の世紀が大好きで、私も一緒によく観ています。
(以下、引用です)
古来パレスチナは、アラブ人とユダヤ人が共存して暮らす場所だった。そこに対立の火種を持ち込んだのは、イギリスだった。両民族に独立国家建設を約束したのだ。イギリスの情報将校ロレンスは、第一次世界大戦中にオスマン帝国に潜入、アラブ民族独立をあおり、オスマン帝国打倒をもちかけた。しかし一方でイギリスはユダヤ人にも同じ約束をしていた。百年前のひとりの英雄の裏切りから始まる、憎しみの連鎖の物語である。
もうね、見ていて悲しくなりました。
そうか、このような成り立ちだったのかと・・・。
そしてロレンスの苦しみ・・・そりゃあ苦しんだだろうな・・・。
これ、録画しておけば良かったです・・・。
でもさ、なんだかな~~・・・ううう~~ん・・・。
両方の気持ちが分かるし、両方お互いに酷いことしてるような・・・。
はあ・・・。
自分が理解した範囲で、ざっくり言うと
・パレスチナ=アラブ人国家
なんですね。それすらよく分かっていませんでした。
全然分からなかった両国の関係が、この番組をみて、少しだけ理解できました。
でも、これで分かった気になるのもいけないし、これからも理解を深めていきたいです。
この記事、とても分かりやすいです。
(以下、抜粋 引用です)
2つの悲劇~ユダヤ人とパレスチナ人
パレスチナ問題の根源は「2つの悲劇」にあるとも言われています。1つは、ユダヤ人が2000年の長い歴史の中で世界に離散し、迫害を受けてきた悲劇です。やっとの思いで悲願の国(=イスラエル)をつくり、それを死守していきたい、二度と自分たちが迫害されるような歴史に戻りたくない。そんな強い思いをユダヤ人はもっています。
もう1つは、パレスチナの地に根を下ろしていた70万人が、イスラエルの建国で故郷を追われたという、パレスチナ人の悲劇です。いまパレスチナ人が住んでいるのは、ヨルダン川西岸とガザ地区という場所です。国にはなれないまま、イスラエルの占領下におかれているのが現状です。周辺の国にも多くが難民として暮らしています。
ガザ地区は、日本の種子島ほどの面積に約200万人が住んでいます。非常に人口密度が高く、塀やフェンスで囲まれ、人やモノの厳しい封鎖が続いていることから「天井のない監獄」とも呼ばれています。イスラエルと武力衝突があると、空爆を受けて亡くなる人もたくさんいるし、地域一帯が瓦礫になって、住宅や道路、水道などのインフラも破壊されます。国連が学校や病院を運営したり、食料を無料で配ったりしているけど、我々が当たり前に思っているような最低限の生活さえできない状況です。一方、ヨルダン川西岸は完全な自由はないものの、今はイスラエルから物資や資金が入り、許可があればイスラエル側に働きに出ることもできます。
(以下、抜粋 引用です)
衝突が長期化していく中、イスラエルの世論が右傾化し、選挙であのシャロン氏が首相になります。シャロン氏は、ヨルダン川西岸の境界に食い込むように分離壁をつくりました。テロリストがイスラエル側に入ってこないようにするためのものです。高さは、最も高いところで8メートル、全長は700キロ以上にもなります。
この壁にバンクシーが絵を描いたのか・・・。
番組でバンクシーの様子も映っていたのですが「すげえなバンクシーって」って思いました。
銃口を突きつけられながら絵を描くって・・・自分も殺されるかもしれなのに・・・。
しかもバンクシーはイギリス人。
ロレンスと同じイギリス人なんですね。
こちらも対話形式で分かりやすい。
この番組で「シオニズム」という言葉を初めて知りました。
クロ現の
これも、現状が分かりやすかったです。
「映像の世紀」を観ながら観たくなった映画を2本
2本とも興味はあったけど、観ていなかった映画です。
「アラビアのロレンス」はレンタルしないと観られないので
まずは「ミュンヘン」からみようかな?
ウクライナのこともそうですけど、こちらもはやく平和が訪れますように・・・。