事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

【人工呼吸器の父】気管切開の説明を受けて、気管切開の決定→処置完了→即転院話が!なんだそれ!


orchidtaffy.hatenablog.com

 

先週の仕事終わりに病院に寄って、気管切開についての説明を受けてきました。

 

以下、私が説明で聞いてきた内容(ある程度は理解できたと思います)です。

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【父の状態】

呼吸器の圧(?)を高めに設定しておかないと酸素の吸い込みが悪い

数字では理解しにくいかもしれないが、今は16くらい

14にすると吸い込む力が悪くなる

 

肺からの分泌物(要は痰のこと)がすごく多いからこまめに吸わないといけない

 

人工呼吸器が抜けるようになるかは一進一退といったところ

 

【気管切開とは】

鼻から喉にかけての部分があるせいでその距離が死腔(しくう)となる

その死腔はなくしたほうが良い

www.kango-roo.com

気管切開することにより、今までは点滴での水分補給が喉からいれることもできる

栄養もそこから入れることが可能になる

 

カニューレというものをつける

www.cocofump.co.jp

 

(私からの質問:「痛みはあるのでしょうか?」)

A:麻酔して処置します。

  ただ、ピアスとかと一緒で、開けてしまうとそこまでの痛みはないです。

 

(私からの質問:「気管切開したら手の拘束は解いてもらえますか?」)

A:いや、それはやっぱり認知症なのでね、拘束は引き続きしたままになりますね。

  首からの管が何か分からず抜いてしまう可能性があるので。

 

【気管切開のリスク】

切ることによる出血、それによる合併症など

 

(私からの質問:「ちなみに気管切開しなかったらどうなるのでしょうか?」)

A:別に何もかわりませんよ。

  今と変わらないケアをするだけです。

  ただ、気管切開すれば栄養も入れやすく痰もとりやすいんです。

  要はケアがしやすくなるということです。

 

(私からの質問:「あの、余命とかはどうなのでしょうか」)

A:余命とかは全くわかりませんが、とにかく人工呼吸器をしなければ

  お父さんは年末には亡くなられていました。

 

  これからもケアさせていただきますが、

  亡くなりかたとしては、徐々に他の臓器の機能が弱まっていって・・・

  というかたちで亡くなられていくのではと思われます。

 

  今は肺炎は大分落ち着いています。

  ただCOPD肺気腫はこれからもずっとあるものなので。

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で、帰宅後に母と妹と相談して

「もうやらないといけないんだろうね、病院がお世話しやすいんだろうね」

と諦めがついた(いや、ついてはいないけど諦めた)ので

【気管切開して下さい】と病院には伝えました。

 

う~ん。

 

『気管切開すると父が快適になる』

 

では、全く無くて

 

『気管切開すると、病院側がケアしやすくなる』

 

ただ、これだけのような気がします。

 

父が楽になるわけでもなさそう。

 

 

で、昨日気管切開しました。

昨日は「無事におわりました」だけの連絡でしたが

今日また電話があって転院の連絡でした。

 

は~?

 

なんかさ、「呼吸器も外せませんし、ケアも難しいので転院先も限られます」

っていわれたけどさ・・・はああ。

呼吸器外せませんし・・・ってね。

 

うちが1日5,500円の個室を断ったから転院させられるのでしょうかね?

もうさっぱり分かりません。

また、ソーシャルワーカーさんとお話をしてきます。

 

はあ・・・これかな?

yomidr.yomiuri.co.jp

kango-net.luke.ac.jp

 

辛いな・・・ほんと、選択間違えた。

 

 

www.urban.ne.jp

改悪でしかない・・・悪質すぎるわ。

 

 

ココからは私が思っていること後悔・グチです。

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死ぬまで手足を縛られ続けてまで受けないといけない医療って一体なんなんだろうね。
それで治って元気に生きてくれるならいいけど
【最期の最期まで】ってなると、ホントに可哀想だよ。
 
でも私が、結局がっつり延命選んじゃったからさ・・・(>_<)
【おとうさん、人工呼吸器つけてあげないと苦しくて可哀想だから】
って、医師や看護師に言われて、あそこで
 
「いや、付けません(キッパリ)」
 
って断れる人、なかなかいないと思うのよね、この日本では。
 
『うう、ホントにお父さんごめん!(>_<)』って感じだけど
あそこでお父さんの命を終わらす決断は私には出来なかったのよね。
しかも1日熟考とかでもなく、あの一瞬で決めるってのはね、やっぱり出来なかった。
ごめんね。
 
だから私も最期まで付き合うわ。
でも延命してもしなくてもやっぱり、悔やみ続けるんだろうな・・・とは思う。
 
現に、今は延命したことを悔やんでる!!!!!
病院も『もし延命したらこんな生き地獄を死ぬまで味わいます』ってちゃんと説明して欲しかったわ!
 
 
事前にきちんとお父さんと話し合ってたら選択も変わったのかな?
っておもったりするけど、いや~、どうなのかなぁ?
 
親友は一人娘なんだけど、最愛のお母さんとはよく話し合いをして
「延命治療はしない」ってきちんと決めてるって聞いてびっくりした!!!
 
でも、親友のお母さんがいざそういう状態になったときに
「私は母の意思どおりに『延命はしません』って言えるかどうかの自信は無いんだよね」
 
って言ってたの。
 
いやほんと、私もそうだな・・・って。
きっとしっかりしてたときの父と話し合って『延命しない』って約束してても
そのときに苦しそうな父親を見ながら医師に
「延命しません」って選択が果たしてあのときの自分に出来たのかなと。
 
もうこの1年くらいは、父とはまともな会話は出来ていなかったしねえ・・・。
 
やっぱりね、いきなり『お父さん、このまま死なせますか?』って決断を迫られて瞬時に
『はい、お父さんを死なせます。命を終わらせて下さい』ってとっさに言えないな。
 
自分が親の命を終わらせる責任というかね、その重責を先送りにしちゃった感じがしてる。
 
でもその結果が延命処置になっちゃって、もういっぱい管につながれて
口ぽかーんとあけて、へんな姿勢で手を拘束されてさ・・・
 
それって『生きてる』って言えるのかな?
『ただ、死なせないようにさせられてる』だけなのかな?
 
『生きる』っていうのと『死んでいない』って言うのはちがう
 
みたいなことなにかで聞いたけど、正にそれなんだろうな。
 
手も縛られて、食事も取れない
言葉も発することが出来ない
 
もしかして良くなる可能性がない高齢者にする延命処置は虐待なんじゃないかなと。
ただ、可哀想なだけなんじゃないかなと。
 
父の肺はもう全く動いていないのに、無理矢理空気を送り込まれて
栄養を流し込まれて手を拘束されて生かされてるのよね。
 
そしてもう、家族の私が今更「もうやめてほしい」って言っても
その医療はストップ出来ないなんてね。
死ぬまでそういう管につながれて、生き地獄みたいな感じになっちゃうのよね。
 
日本の医療、間違ってるんじゃないかな?特に高齢者の最期ね。
 
家族が『もういいです』って言ったらやめて欲しいわ。
ほんとにかわいそうで私が辛い。
「なんで延命治療選んじゃったのかな?」って後悔ばっかり。
「延命治療選んで良かった~!」って思ったことは、今のところ1回もない。
 
今週の夜、NHKの番組でちょうど高齢者が手を縛られて
人工呼吸器つけてる様子を見てしまって・・・。
 
救命かなにかの現場だったと思うんだけど。
 
母と「あ~~、お父さんもこんな風な・・・」って話になってしまって
母が「辛いからチャンネル変えるね」って。
赤の他人ですら、こうして見るのがかわいそうで辛いなんてね。
 
 
それを見ちゃったからついつい【延命治療】でYouTubeで検索したら
色々出てきてさ、あ~あ・・・。
なんかもう、ホントに最期に苦痛だけ与えてるだけなって思い始めてしまって・・・。
 
リビングウイルなんて言葉、知らなかった。
今まで聞いたことはあったんだろうか?
でもそのときは『自分には関係ない』って思ったのかもしれないな。
 
自分にそういう知識があれば、決断できたのかもしれないなって思う。
今更だけど。
親に延命治療をしてしまって、逆に辛い思いをさせてしまっているんじゃないかって
後悔している子供は多いんじゃないかと(勝手に)思ってる。
 
こんなウェブメディアを見つけました(今更だけど)
 

news.yahoo.co.jp

 

 

小島 よく団塊ジュニア世代の人は介護保険に関して「高齢者ばっかり優先して」と言いますが、介護保険がしっかりしていないと、子世代の団塊ジュニア世代の人々が高齢者の面倒をみることにならざるを得ないのですよね。今日は「在宅ひとり死は可能か?」というテーマで、在宅と施設のどちらを選ぶのか、どちらを大事にしたいのかということを話し合ってきました。けれど、きちんと収入が確保されなければ、金銭的な面から高齢者施設に入ることも難しくなる。結局、在宅しか選べなくなる。そこの問題が一番大きいと思います。在宅か、施設かを選べるというのは、ある意味、お気楽な話なのです。

 

これ、ほんとうにそうだなと思います。

高齢者と独身からお金を巻き上げて子供にって言ってますけど

子供の親は高齢者の親の介護もしているかもしれないのに。

そうすると孫もお世話しないといけない状況も増えるんじゃない?

ヤングケアラー増やしてどうするの?

 

異次元の少子化対策するなら、生まれてくる子供が大変な思いしなくていいように

高齢者の介護や医療をきちんと考えることも大切だよ。

高齢者の医療費が医療費が・・・っていうなら

人工呼吸器つけたらもうとれないとか、そういう事から変えていくべきだと思う。

 

以下、引用 上野さんのお言葉です。

介護の研究を進めていく中で、私自身は「なんでもあり」と思うようになりました。高齢期には、何があるかわからない。私もジタバタするかもしれませんし、もしかしたら、「在宅ひとり死のススメ」も翻すかもしれません。それでもいい。最期まで生き切ることができればいい。それを支えるのが制度です。その介護保険制度を守っていくためにご一緒に闘いましょう。

 

最期まで生き切ることができればいい

 

お父さんは生き切れてる?

 

 

昨日、「無事に処置が済みました」と連絡があったけどさ。

 

無事・・・ね。

無事、なのかね、なのかな?

転院させるために無事に切開しておきました?

みたいな?

 

あーほんとに考えれば考えるほど嫌になる。

 

 

色々思うことはありますが

 

もう父をこれ以上苦しませないでください。

 

と、ご先祖さまにお願いすることしか出来ません。

 

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今朝は吹雪のような天候の中、出勤して大変でした。

もう、大寒波ばっかりくるじゃん?

やっぱり気候がおかしくなってるのかな?

ほんとにね、こんな天候で出勤したくなかったわ~。

社畜つらぁ~い!!!

 

色々辛いわ。

男も辛いかもしんないけど、女も辛いよ(笑)