事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

ハリー杉山さんの記事に励まされる

『カムカムエヴリバディ』を親友と一緒に楽しんでいました。

 

とうとう最終週に突入したときに

「これって一体どうなっちゃうの??」

と2人で想像(心配?笑)していました。

 

そして、ジョージの話になったときに親友が

 

「そういえば、彼のお父さんも認知症って記事を読んだことがある」

 

って言ってきて

 

ん????ジョージ?いや、ハリー杉山か!!!

って話になり、記事を教えてもらって読みました。

 

 

nakamaaru.asahi.com

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(以下、引用です)

認知症当事者と一緒に過ごすうえで、これだけは大切だなと思うことがあります。それは、ケアをしている人を愛して大切にすることはもちろん大事なのですが、何よりも「自分自身」を最優先にしなければいけない、ということ。自分自身をケアできない人が他人をケアすることはできない。仕事やプライベートを充実させていくことが、相手を大切にすることに繋がるのだと思います。

在宅介護をしていた日々を振り返ると、「自分のことよりも父を優先にしなければ」と思い込んでしまったことで、フラストレーションを溜めていた。理想論で頑張っていたけれど、ある日プチッと切れてしまったんですね。そのプチッと切れた瞬間に、僕は壁に穴を開けたり、父親にグラスを投げつけたりしてしまっていたのだと思います。なんとかして自分の人生を豊かにしながら、相手の人生を豊かにしていけたらいいですよね。

認知症=人生の終わりとは絶対に思わないでください。僕は認知症を通して、いままで知らなかった父の面を知ることができましたし、同時に自分のことも深く知ることができるようになった。毎日、思いもしないような出来事が起こり、人生における「柔軟性」も身についた。人間としての厚みができたと思っています。 決して、「認知症になってくれて、ありがとう」とは言えないです。ただ、僕自身もいずれ認知症になるかもしれないとは思っているので、そう考えると、これは勉強であり人生における大切な学びなんだ、とも感じています。

認知症を通して、父親との距離がさらに近づいた気がします。いままでは、父親とはいえ相手の人生に土足で踏み込んでいくようなことはできなかったけれど、認知症になると、相手のテリトリーにどんどん入っていかなければいけないこともある。それに、認知症になってからの笑顔は、誰に対しても気を遣わない“本物の笑顔”だと感じています。 認知症であることを、お互いを深く知るための「言い訳」として使って、一緒に豊かな時間を過ごせていけたらいいなと思っています。

これ、深く心に染みました。若いのにすごいなぁ。

うまく言えないけど、ハリーさんにお礼を伝えたくなりました。

 

www.nhk.or.jp

本当にこの記事も素晴らしいです・・・。

この番組見ておきたかった・・・。

私は40代で父の認知症を経験したけど、ハリーさんは20代だったんだもんね。

私なんかより、受け入れるのもケアするのも本当に大変だったと思います。

 

こうして発信してもらえるのは嬉しいです。

 

私も父の認知症について隠すつもりもないし、むしろ職場の人も友人も、

私が大切で仲良しだと思っている人には伝えています。

 

 

うん、本当にそうだと思います。

私もケアマネさんとか包括支援センターの方とか、今の施設の方にすごくすごくお世話になって今があります。

本当に感謝してます!