事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

父の認知機能が心配になり、心療内科へ行く①

私が年を取れば、当然両親も年を取ります。

分かってはいるんですけどね、当たり前なんですけれどなんだかね・・・やっぱり寂しいものがあります。

 

年を取っていく両親のことは心配です。

2人には少しでも長く、健康に楽しく暮らして欲しいのです。

 

父は78歳です。もうすぐ80歳だなんて!!!

そりゃあアタシも年を取るわけだ・・・笑

 

で、去年は父の免許の更新がありました。

運転免許センターまでは遠いので、私が運転をして連れて行きました。

行きの車の中で、試験内容の用紙をプリントアウトしたものを一生懸命暗記していたんですけど、全然覚えられず、運転しながら聞いていた私が覚えてしまう始末。

 

「それを一生懸命覚えていたって、今回の試験がまるっとそれが出るわけではないんじゃないの?」

 

とか、一生懸命イラストを暗記しているのでついつい、

 

「ほら?夏に咲く花だよ?」

 

とか

 

「”ア”で始まるやつだよ」

 

とか口を挟んでしまい、ついには父から

 

「すこし黙っていてほしい。集中したい。」

 

 

と言われてしまいました。ごめんね。

 

 

で、結果は・・・51点。

 

父の普段の言動からは驚きはしなかったけれど、点数として突きつけられるとかなりショックを受けました(私がね)。

 

前回は確か75点でした。

 

父は毎日、新聞をよく読んでいるし愛犬の散歩にも行ってくれたり、1人で散歩して1日に5キロ以上歩いたりしていますが、どうやら最近の事が全く覚えられない様子・・・。

 

愛犬にごはんをあげる時間とか、孫についてとか(めちゃくちゃかわいがってはいるのですが・・・)私や母、妹についての基本情報等々が全く更新されないようなのです。

 

で、ついつい

 

「なんで何回も言っているのに覚えられないのっ!!!」

 

と母も腹を立ててしまい、かなりキツイ言い方になったりして2人が結構な言い合いになり、う~ん、険悪です。

 

でも私だって、母が妹の出産で妹の家に1ヶ月くらい滞在して、父と私と愛犬の生活になったときに、ちょっと前に話した内容を覚えていられなくて何度も同じ事を聞く父に対して毎日腹を立てていたので、人のことは言えません。

 

ちょうど、あのときすこしだけステイホームも重なっていたので、

なにかと父から

 

「え?またそんなこと言うの?」

 

みたいな事ばかり言われて、コロナウイルスのイライラと不安も相まって、私も父と言い合いのようなことになったりしました。

 

父の認知機能が低下していることは明白なのですが、すっごい元気なので認知症外来とか連れて行けないし、何回か「行かない?」って聞いたことがあるけど、めちゃくちゃ怒りました・・・。

 

困ったな。

 

でも、家族が認知症で困っている人って、みんなそういう感じなのかな?とも思うのですが、どういう感じなのかな~?

 

私は昔の人間なので(笑)、分からないことは図書館で調べます。

 

マンガ 認知症 (ちくま新書)
 

 

この本を借りて読んだのですが、すっごくわかりやすくて良かったです!!!

 

 そんなこんなで2021年になり

「あ~、病院で1回検査してもらいたいのになあ・・・」

という気持ちも持ち越したままになっていたのですが、あることがきっかけで父の気持ちが大きく変わりました。

 

それは、とっても大好きな義理の息子(妹の夫)から「えっ・・・?お義父さん、大丈夫ですか?」と心配されたこと。

 

いつも一緒に呑んでくれて、話を沢山聞いてくれる大好きな義理の息子から心配されたのが随分と効いた様子で、

 

「検査に行ってみようかな・・・」

 

って自分から言ってきたんです!!!!

凄い!!!!

 

義理の息子の力は偉大です!!!!

 

(続きます)