あれからまた別の携帯番号から何度も何度も父の携帯に電話があったようですが、父はもう電話には出ませんでした(出ないでときつく言っておいたから)。
そして、父の長姉の電話になんと、そのボケた弟本人を名乗る人物から電話があり、
「○○(弟)だけど、家から100万円盗まれた!!!」
と連絡があったそうです。
やだこれ・・・
詐欺じゃん。
認知症の孤独老人を語った高齢の疎遠な兄弟姉妹に対する詐欺じゃん!!!!
オレオレ詐欺とか言っていたけど、認知症の孤独老人を語る詐欺まで出てきたんか・・・!
気をつけなきゃ・・・。初めて詐欺の電話だよ・・・。でも、なぜ父の弟の情報を知り得たのか・・・。
で、ちょっと父に聞き取りしたら・・・どうやら父が流出させたのかもしれません。
最初の電話は早朝、次は深夜。
意識が覚醒していない時を狙われました。
父の認知機能も大分衰えているので(免許の認知機能テストで51点しかなかったそうです) 、聞かれるがままに答えたっぽい。
父の次姉は、絶対に自分が登録いていない番号には出ないので被害はないはず。
父の長姉が心配ではありますが、母と長姉夫婦が電話をして(父はちょっともう危ないので)『もう知らない電話には絶対に出ない』と言うことにしました。
そして、早急に父の携帯にも着信拒否の設定をして、夜は必ず電源を落とすことにして、当分は我が家の固定電話も消音にすることにしました。
でも、父は電話に出ちゃうかも知れないから心配・・・。
ちなみに、長姉宛てにかかってきた「100万円盗まれた」という詐欺電話についての報告を聞いていたときに、母に長姉が「△△ちゃん(次姉の名前)はね、本当に○○(認知症の弟の名前)の事を聞くと、狂ったように怒りだして手が付けられないのよね。アレは余程何か恨みがあるんだわ」と母に言っていたそうです。
やはり我が家同様・・・いろんな所に迷惑を掛けていたのでしょうね。
いやそれでも、もう少しその情報を教えてくれていたらこんなことにはならなかったのかも・・・分からないし、知らないから余計に不安が募ります。
近いうちに、最寄りの警察署に行ってみようと思っています。