あっという間に2022年も3月になりました。
最近は読んだ本の内容をすぐにわすれちゃうので(笑)
毎月読んだ本を書き留めておきたいとおもいつつ、なかなかそれが出来なかったです。
でも備忘録として今さらですけど去年の後半をまとめてみました。
2021.8
重たい内容でした。
ここまでじゃないかもしれないけれど、きっとこういう人って実際にいるのかもしれませんね。
読み進めるのは辛くて苦しかったけど、最後の最後に光を感じたので最後まで読んで本当に良かったと思いました。
表紙の斧が「あ・・・こういうのなのかあ」などど想像してしまいました。
周りの大人がしっかり対応しないと子供が親に殺意まで抱いて
一生苦しんでいかないといけないのか・・・と胸がギュッとなりました。
駐在さんはさぞかし歯がゆかったと思います。
主人公の伯母の存在が私にとってもこの本を読む上で心の支えになりました。
あれだけ餅湯町を引っかき回しておいて、15号がいったい何をしたかったのかは私にはさっぱりわかりません。
でも、こういう男がモテるのでしょうか・・・。それもやっぱりわかりません(笑
ひとめだけでも伶を見たかったって事なのでしょうかね?
それにしても母が2人ってシステム、すごく良いなって思ってしまいました(笑。
2021.9
めっちゃ怖かったです~~~!!!(ゆえにめっちゃ面白かった!!)
怖い怖い・・・。「ダ・ヴィンチニュース」で続きが気になって仕方なくなったのですが
いやいや、め~~~っちゃ怖いし・・・。
そうですよね、表面上で分かる事なんて、ほ~~んの少しですよね・・・。
いやいや、でもそれにしても!ですよ!
画はほのぼの系なのにこんなに怖いとは・・・。
「大家さんと僕」が大好きだったので借りました。
こんなお父さんだったら・・・ちょっとイヤかな?笑
短編集でした。
「あら?これは小説?あれ??エッセイ?」
って混乱もしましたが、短編小説とエッセイが混ざった感じ?さらっと読み終えました。
あの「国宝」や「悪人」を書いた方とは思えないような爽やかさも感じつつ・・・
でも、やっぱりあの重厚な感じがたまんないんだよね・・・。
こちらめちゃくちゃ良かったです!
額賀澪さんの作品やっぱり好きだなあ・・・。
いや、穂高も岳もやりきれない想いを抱えていて、最後はそれが少しだけ2人で分け合えた・・・
分かってもらえる人が側にいるって本当に素晴らしいと思います。
穂高のおじいさんは素敵です!
そして、謙介があんなに酷い言葉(アタシが謙介なら交流を一切絶つね)を言われても、国方を通してずっと見守ってくれたことが凄い!凄すぎますよ!!
そして山のノート!お手柄!
見つけた穂高もお手柄!
読んだ後は山の空気を胸いっぱい吸ったような清々しい良い気分!(山なんて体力なさすぎて登れないけどね)
これはまた再読したい!!
重厚・・・重厚すぎる・・・。
容姿にも家庭にも恵まれていた百々子が、いきなり人生のどん底(こんな表現では済まされないほどの苦しみだだけど)に突き落とされて
その人生のどん底に突き落とした本人がそんなにすぐ側に・・・!
百々子はもっともっと幸せになるべき人間だったと思うのに・・・。
読んでいて辛かったけど、どうなるのかが気になって読み進めたという感じです。
「ひとりの女性の人生を綴った」大作でした・・・。
2021.10
旅猫リポート外伝の2作品とも泣けちゃいました・・・泣けちゃうよ・・・。
「シュレーディンガーの猫」のツクダダイスケ先生のマンガが付いていて笑っちゃいました!
「粉飾決算」父親って皆こんな感じなのになぜか動物に好かれますよね・・・なぜなのでしょうか?笑
ほんでもって、やっぱり「みとりねこ」泣けちゃうよ・・・泣けちゃうよね。
色々と仕掛けがあってハッとしました。
お姉ちゃん・・・辛いです。
父の「南人」から囲いを外したら「幸人」!なるほどねえ・・・。
私は山のきのことか全く興味が無いけど、やっぱりきのこってこわい・・・って思いました。
スーパーのきのこで充分満足でございます。
いや~ヒサノちゃん、私がこの世でイチバン嫌いなタイプです。
だから彼女には全く同情はしないけど、隠蔽はよくない・・・美夏の心の傷になってしまう。
水野先生達がしたことは明らかに間違っています。
「先生」とよばれてるオトナがくせ者揃いで「うわあ・・・」ってなりました。
由衣もキライだわあ・・・大嫌いです本当に。
子供と完全に別居とか、それってもう家族じゃないよね?って思ってしまったけど
そこで育てばそれが普通になっちゃって自分の子供も同じように育てるのかな?
(あ、でも幼少のミカは家族と暮らしたいと願っていたのにな、難しい・・・)
2021.11
面白いのでサクサク読み終えました!!
どれも面白かったけどやっぱりタイトルにもなっている「炎上フェニックス」がイチバン面白かったかな。
私が普段何気なく見てるニュースにも、真実ではこういうコトが起こっているかもしれないと思うと怖いですね。
何がビックリって、本当にポリスがゴーストになる話だったってこと(笑)。
え?そうなの?って読み進めたけど、面白かったです。
本当の悪人って、見たまんま悪そうじゃなくってそういう善人の皮を被ったようなヤツが本当に極悪人だと思います。
携帯に入っていたガールズバーの写真にウルッときました。
2021.12
12月はいっぱい読めました!!!
母の検査中とかそういう付き添いがあるときに、うわ~っと読みました。
どれもとても面白かったんです!!!
またゆっくり感想を書きたいけど・・・書き切れない~~!!!
どれも素晴らしかったけど12月のお気に入りは
『雨降る森の犬』と『らんたん』でした。
『らんたん』なんて大河ドラマにして欲しいくらいです。
大河ドラマがムリなら朝ドラにしていただきたいです!!!!
岩井さんはずっと前から知っていたけど「ワイドナショー」で話しているのを見て、母が大好きになり(笑)私も面白い人だなあと気になっていたので読みました。
そして、この本をよんでやっぱり好きだな~って思いました。
この本、すごく良かったです。
私も愛犬の骨壺、キレイなガラスの骨壺に入れてあげれば良かったなと思いました。
(先代の愛犬の毛は、亡くなった時にすこしだけ切ってキレイな陶器の小物入れに入れて、居間に飾っています)
2021年もたくさんステキな本に出会えました。
今年もステキな本に沢山出会えますように!!