事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

絶対にああはなりたくないと思った人 ~見た目&性格編~

転職してから丸13年が経ちます。

 

以前の職場では7年5カ月働いたので、あっという間に倍の年月を今の職場ですごそうとしているのかと思うと、凄いなぁと思ってしまいます。

 

以前の職場と今の職場で働いてきて、「ああ、いろんな人がいたなあ」としみじみ思います。

 

好きな人にはもちろん『好きっ!』って気持ちで接していますが、普段はイヤだなと思う人もふとした事で『なんだ、いいとこもあるんじゃん』と思えたりして。

例えば、部署が違っているときは『嫌な人だなあ』と敬遠していたのに、いざ一緒の部署で働き出したら意外と部署の仲間思いのいい人だったりして・・・。 

 

 

そんなふうに思っていましたが、以前の職場には全てにおいて『ザ★反面教師』な人がいました。

 

その女性は多分私より一回り以上は年上で(でも二回りにはならないくらい?)おそらく私が25~26歳くらいの頃、42,3歳だったのではないかと思われます。

ふと、今の私の年齢がちょうどそのころの反面教師の年齢くらいなんだなあ・・・と思ったので、戒め的にも書き留めておこうと思いました。

 

新入社員で入社して丸3年同じ部署で働きましたが(今でも大好きな人達ばかりです)、4年目になる春に異動が出て反面教師のいる部署に異動することになりました。

他部署のときからも周りの人からの話で『随分と風変わりな人だな・・・』とは思っていました。

で、もうその部署の中に入ってみると・・・その人との関係は地獄でした。

 

身長(推定)175㎝のスマート体型でしたが、髪型がちょっと(いえ、随分と)印象的・・・(大木凡人風)。

それだけでもなんだかとっつきにくいのに、更に行動までが風変わりでした(というか、風変わりな行動しかしていなかったです)。

 

夏場、冷房が良く効いていた部署内で(営業部だったから男性の体感温度で冷房設定していたし、まだクールビズとかは無かった頃だったので確かにキンキンに冷えていました)、ボロボロの毛玉だらけの毛布を頭から覆い被さって仕事をするんです・・・。

さらに「寒い寒い!」と叫ぶ・・・(こわい)。

 

そして、部署内でどこかに移動するときはその毛布を頭から被ったまま、毛布の両端を手で摘まんで、175㎝の長身で更にその手を広げて移動するのです!!!ひょこひょこと・・・モモンガ?みたいな?桃太郎侍みたいな???(ああ、百聞は一見にしかず・・・説明が難しいです)。

 

 

ひらめくボロ毛布!!!

まさに異形!!!!

 

 

最初見た時は、唖然としました。

ただただ、『うわぁ・・・』としか思いませんでした。

 

その人はテレビを家に置いていなかったので、全く共通の話題がないんです。

年の近い後輩の女の子(ちなみに今でも仲良くしています)やパートさん達とは、いろんな話をしてすごく楽しかったんですけど、その人とはいかんせん話が合わない・・・。

 

皆で芸能人の話をしていても、大きい声で「誰だか知りません!!」 と叫んで、その話をブチ切るんです(私たちは話したいのに・・・)。

で、シーンとなる。

 

その空気にパートさん達が困ってしまって、どうしても話さないといけないランチタイムのときは天気の話をよくしていました。

でも全く会話が続かない・・・誰と会話していてもすぐ途切れるんです。

いや、今になって思い返してみると、そもそも私たちと会話をしようだなんて向こうは1ミリも思っていなかったのかもしれないです。

なので、パートさん達は苦肉の策で質問形式を取っていました。

(私なんて早々に会話を諦めてしまって終始無言のランチタイムを過ごしていましたが、パートさん達はそれが耐えられなかったそうで頑張って会話の糸口を探していました)

 

【会話の糸口】

Q:パートさん(以下:パ)「お休みの日は何をしていたんですか?」 

 

反面教師(以下:反)

反A:「家にエアコンがないから、休日は一日中○○(家電量販店)に行って、マッサージチェアの上で過ごします!!!閉店間際に帰宅したら水風呂にザブンと入って、そのまま寝るんです!」

 

パ「・・・(絶句)」

 

 

~別の日~

パQ:「お休みの日は何をしていたんですか?」

 

反A:「久しぶりに実家に帰りました。」

 

パQ:「手土産は何を持って帰られたんですか?」

 

反A:「何も持って帰りませんよ。全部実家にありますから」

 

パQ:「ん??ご自分の荷物もですか?着替えも?」

 

反A:「母のがあるので」

 

パQ「えっ?でも下着は?」

 

反A「ですから母のがありますのでっ!!」

 

パQ「お母様、新品をいつもストックして下さってるんですね?」

 

反A「いえ?新品ではないですけど?」

 

パ「・・・(絶句)」

 

って感じで、いつも想像を超える回答で、絶句で終わっていたそうです。

 

 

 

私もそんな話は初めて聞いたし、家族とは言え人の下着を借りるとか・・・

ちょっと考えられなかったので、正直気持ち悪すぎる・・・と思ってしましました。

 

いや、100歩(いや!一万歩)譲ってそうだったとしても、会社の人にソレを堂々と言えるその神経が分かりません・・・(もちろん今でも分かりません)。

 

絶句で終わってしまうパートさん達をみても反面教師はいつも

「え?それが一体どうかしましたか?」って感じだったそうです。

 

もっと他にもちょっと信じられないような生活をされていたので、聞けば聞くほど『そりゃあ会話も弾まないわなぁ・・・』と私はすっぱり諦めることが出来ました。笑

 

化粧も全くせず、首のホクロから生えている毛(変なおじさんのホクロの毛バリに結構立派なヤツでした・・・)を、とても大切にされていました。

パートさんが気が付いて、これは(あんな人でもさすがに)恥ずかしいだろうからと、こそっと教えてあげようとおもって伝えたら

 

「これは大切に生やしてるんです!!!」

 

と、怒って絶叫されたそうです。

 

『えっ?マジでっ???』

 

と、その話を聞いた当時25歳の私の衝撃はそれはもうすさまじいものでしたが、おそらく反面教師より年上だったパートさん(いつもすごくキレイにされていました)の衝撃は更に計り知れなかった事と思います。

 

 

【オフィス内での奇行】

バケツいっぱいの水をバシャ~バシャ~と、カーペットの床に手でまき散らしていました。

 

乾燥対策ということで季節を問わず、エアコンが付いているときには、必ず床に手でバシャバシャと撒いていました。

カーペットの床に直接です。

撒いた直後は床がべちゃべちゃだし、乾いたときはボコボコになっていました・・・。

 

 

う~ん、長くなる・・・。

もっと凄いのもあるけど、書けないや・・・。

 

とにかく、

 

「こんな大人には絶対になるまい!!!」

 

といつも思わせてくれる人ではありました。