事務員時代

事務員はいつまで続けられるのか?無事に定年退職を迎えることはできるのか??社会人になってからはずっと事務員として働く私の日常です

男はつらいよ お帰り 寅さん

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実は、試写会が当たって12月上旬に母と観に行っていました。

 

生まれて初めての「男はつらいよ」です!!!

以下、ネタバレしまくりのただの感想です。

 

まずゴクミの違和感凄い!!!

言葉使いとか「・・・ん?」ってなりました。日本を離れているからなのでしょうか?それともイズミちゃんという役柄がこんな感じなのでしょうか?

 

浅丘ルリ子に「リリーさん」って呼びかける所を、思わず出た感じで「ルリさんっ!!!」て本名(芸名かな)呼んだように聞こえちゃったんですけど、私だけでしょうか?

まあ、気のせいかな・・・笑

 

 

思い起こしてみれば、私は『動くゴクミ』をまともに見たこと無かったかもしれません。

CMとか雑誌とかそのくらいで。

 

気が付いたときには、アレジとリゾートでバカンスしてる写真ばかり見ていたような気がします。

 

「そうか、ゴクミはこんな声でこんな演技なんだね。」と、ゴクミを再認識したような気がします。

フランス語と英語を流暢に話すゴクミはとても知的でステキでした。

 

 

えっとえっと・・・、ひとつ疑問があります。

 

映画を観た方に会うことがあれば、ぜひお聞きしてみたいのですが、この映画のなかでゴクミイズミは離婚していたのでしょうか?

 

満男は奥さんと死別して娘さんと2人暮らしっていうのは分かったけど、この映画の中で、ゴクミというか役柄で言うとイズミは旦那さんと死別したとか離婚したとか全く言っていないんですよね、だから分からない。

 

でも、イズミがフランスに帰る空港で、満男がたまらず奥さんとは死別した旨を伝えると、イズミは「何で言ってくれなかったの!(うろ覚え)」と、満男の腕の中に飛び込んで熱い抱擁とキス・・・うっとりしかけたそのとき、

 

・・・あれ??いや、待って!!!!

 

私、感動していいの??感動していいのかな??

イズミはそういうことしてもいい環境なのかな???(ドキドキドキ・・・)

 

と、最期はもやもやしちゃいました。

 

いや、イズミのお父さん(橋爪功)に会いに行くときも、運転中の満男に手を重ねてみたり・・・

 

危ないよっ!

 

そんな、ステキな人に手を重ねられたら運転に集中できないでしょ???

と、ひやひや・・・笑

 

それにしても編集者の池脇千鶴が出ていて、大人になったなあ・・・と。

久しぶりに彼女を観ました。

なんだったら「ジョゼと虎と魚たち」ぶりです。

調べたら2003年公開でした。私の池脇千鶴は16年前で止まっておりました。

 

あの声と柔らかい感じは今もそのままでした。

そして、映画の役柄の健気な感じがぴったり。小雨が似合う人です。

 

それにしても橋爪功の演技に感動!ほんとにボケちゃってるのかといわんばかり!迫真の演技です。そしてアカの他人(橋爪的にはイズミのだんなさんと思い込んではいるけど・・・)から2万円巻き上げ、実質1万円儲けてしまうという、ぼけているのに狡猾。

素晴らしいです!!

満男だって裕福な訳ではないのに・・・心優しい満男・・・というか、気が弱い!

 

ゴクミの父が橋爪功で母親はなんと夏木マリ!!!

いや~~、すごいですね!!!

なんだかとっても色々あったようで複雑な2人です。

ちょっと、ゴクミからの寅さんシリーズ、観てみたくなりました!

 

色々寅さんシリーズを観たいけど、まずはゴクミ登場からの満男とのなれそめをもっとくわしくりたい!

 

それにしても歴代マドンナがそうそうたる顔ぶれでビックリします。

分からない人も多かったけど、吉永小百合三田佳子八千草薫・・・。

 

ルリ子演じるリリーさんのヘアメイクが今のルリ子とすごいマッチしてビックリ。

映画と実際の境界線が無いような感じです。

今はカフェのママって感じでしたけど、向かいはダンサーだったんですね、一番寅さんの近くに居たマドンナなのでしょう。

 

それにしてもメロンの話がめちゃくちゃ面白かったです。

 

 

 

これ、続編はあるのでしょうか?

あるなら、イズミとの事はそれはそれで置いておいて、私は満男は編集者の池脇さんと一緒になればいいとおもうのですが、そういうわけにもいかないのでしょうか?